Terminal

music / イヌカイカズユキ　　lyric / カトウユウスケ 

流れてく時の中で 

幾千の思いが消えていった 

近づく終わりの瞬間 

数えきれない雨が降る 

いまにも崩れそうな砂上の城で 

救いの歌を待つ人は言う

愛してくれ 

転がる様に 

生きてるだけで 

失くしていく 

壊れぬうちに 離さぬ様に 

光の方へ 

連れてってくれ 

新しいドアが開いて 

次のドアが待っていた 

立ち止まる時間などない 

走り続く、終わりまで 

見上げた空が映す果てない色に

理想が肺に刺さって 

息も出来なくなるよ 

愛してくれ 

転がる様に 

生きてるだけじゃ 

掴めなかった 

届かぬ夢も 叶わぬ思いも 

いっそこのまま 

壊れてくれ  

遠く滲む意識、境界線 

蝶が羽ばたいて 未来が変わったのか 

ひとつ ひとつと 選べなくなって 

最後に残るのは？ 

愛してくれ 

転がる様にしか 

生きてこれずに 

失くしてきた 

鳥かごの中 出られないなら 

せめてあなたは 

愛してくれ